幻想的な水没林〜初夏の山形県の風景から白川ダム湖岸公園!4月〜5月だけの限定風景を撮影
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再び山形県へと向かう機会があり、
今回も目的地に向かう道すがらで風景写真が撮れる場所を探していました。
いろいろな場所が候補として上がっていましたが
今回の第一目標地点として山形県内の白川ダム湖を目指します。
この白川ダム湖の上流にある湖岸公園では
毎年約1か月ほどの期間限定で水没林が見られるとのこと。
雪解け水がダム湖上流の公園を覆い尽くす風景が見られます。
木々が水の中から生えている風景は、なんとも不思議です。
当日の白川湖は風も強く冷え切った朝。
防寒もままならない状態で撮影しましたが、
難点は風が強かったこと。
さざ波が立つ水面では、目的とする風景は撮れないかもしれない。
それでもせっかくの山形県での撮影。
無理やりにでもその素晴らしい風景をなんとか収めたい。
写真:山形県白川湖の水没林
幻想的な水没林〜初夏の山形県の風景から白川ダム湖岸公園!4月〜5月だけの限定風景を撮影
白川湖の水没林
山形県の米沢からほど近い場所にある白川ダム。
本来ならば、前日の朝から出発して福島県で星空を撮影しながら北上しようと考えていました。
山形県へと車を走らせるのは今回で2回目となりますが今回は確固たる目的があるため時間厳守。
従って、その目的には遅れてはならず悠長に風景写真を撮っている場合ではありません。
体力も温存させながら星空撮影に向かおうと天気予報を見ると残念な結果になっています。
比較的ゆっくりと出発しましたが夜中に撮影する場所はまず無い。
福島県に入った時は豪雨になっていました。
日をまたぐ前に山形市へと到着してしまいました。
山形市は天気は良くなかったものの雨までは降っていない。
山形市の駅前で牛丼を食べてから、前回も山形に来た時に入ったスーパー銭湯に。
結局、夜の撮影を諦めたので朝の撮影地である白川湖の近くの道の駅で過ごすことにしました。
かなりの距離を戻る形になりますが、想定内だったので問題はありません。
朝の水没林の風景
日の出前に白川湖に到着する予定でしたが
出遅れて道の駅を出発。
ナビに入れておけば迷うこともなく到着できます。
朝の白川湖にはそれなりにたくさんのカメラマンが集結。
ほとんどの方が山形・宮城・福島と近県の方のようでしたが京都ナンバーの車もありました。
風が強くとても湖面へのリフレクションなど望めないような環境。
カメラマンの皆さんも苦労していたようです。
私はおきまりの長時間露光でなんとかさざ波を抑えたい。
ほんの少し風が止むときを狙って撮影していましたが掲載の写真が限界でした。
本来ならば朝霧が出た頃にこの風景を撮影したかったのですがいろいろな障害で今回は不発に終わってしまいました。
白川湖の水没林まとめ
白川湖湖畔でカメラマンの方が声をかけてくれました。
「東京から来たの?すごいね〜」と言われましたがこのためだけに来たら確かに…
さすがに時々意味不明な言葉もありましたが会話は成立していたような…
「冷たいだろ?」と言われましたが、「寒いだろ?」ってことかな?
今回の白川湖の水没林の撮影は、ほとんどがダメダメに終わってしまいましたが機会があったらまた来たいところです。
期間限定というのが残念ですが、大木も含めた木々が水没しているのは不思議な景色でした。
災害ではないので、何の迷いもなく撮れますが場所によっては水害を連想するような感じにもなります。
夏はオートキャンプ場にもなっているようですので美味しい空気と素晴らしい景色を楽しめる場所の一つですね。