秋の旅山形県山形市の山寺”立石寺”の紅葉2015第2章五大堂と山寺の大イチョウ
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秋の旅山形県山形市の山寺”立石寺”の紅葉2015第2章です。
第1章では山寺の仁王門までの風景でしたが、今回のご紹介は、山寺のメインとも言える五大堂と山寺の登山道の風景なども少々。
紅葉が見頃の山形市は国道から見える山々も素晴らしい色合い。
時間があるならば、もっと山形県内を散策したかったのですが早朝から寝不足の山登りで、どっと疲れもピークに。
トップの写真は、山寺の”五大堂”山寺の展望台でもあります。
山寺 立石寺の紅葉2015
てくてくと…山道を登りようやく大仏殿に到着すると、ここまで登ってきたという実感が湧きます。
考えてみれば…1050段と数字で表してみればかなりの段数ではあるものの、
大仏殿までは階段ばかりではありません。
それなりに山道ですので、階段がない部分も多少はありますからも…軽い登山とも言えるでしょう。
山道と表現していますが、この山寺の入り口には「登山道」と記されています。
撮影旅行をしていれば大して苦にならない程度の登山道ですがこの数年、全く身体を動かさず籠っていたせいもあってかメチャ疲れました。
睡眠不足だけでなく、ここまで一般道を走ってきたという疲労感満載。
紅葉を目当てに山寺にやって来ましたが、ここは夏が良さそうです。
なんと言っても松尾芭蕉の句も夏ですから…
松尾芭蕉の句「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」この句が詠まれた、「せみ塚」の前でしばし休憩。
せみ塚には松尾芭蕉の詠んだ句である「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」の短冊が埋まっています。
もちろん句をしたためた短冊を埋めて石碑を建てているので実物ではない事は確かですが、休憩も兼ねてそっと耳を澄ますと…
もちろん蝉の鳴き声はしませんが、情景が伝わってきます。
山寺から眺めた風景
ようやくここ迄来た…
そんな思いで下界を見下ろします。
広がる山々が色づいていました。
決して派手ではありませんが、完全に紅葉で染まっている山も沢山あり秋を楽しんだひととき。
こちら側(東側)はあまり紅葉はありませんが、秋本番と言ったところです。
下の写真が、山寺の展望台とも言える”五大堂”から見た風景。
朝日に照らされた民家の屋根が光ります。
さほど高いとは感じませんが、ミニチュアの世界が広がります。
山寺の登山道の脇には、沢山の石碑や石像があります。
ひとつひとつを確かめながら山道を歩いていると疲れませんがとても個別に見ている時間はありません。
1日以上掛かりそう…
苔むす石碑に目を取られます。
苔によって年月を感じる風景が広がり撮影も楽しくなる時間です。
苔と落ち葉って本当に似合っている。
それらを撮り始めると時間を忘れてしまい、とんでもない時間を過ごしてしまうので、程々にしましたがもっと撮影していたかったというのが本音。
これからの帰路の旅に急がないとならない…
帰りに立ち寄るべき所があるので、そうそう時間は使えない。
山寺の大イチョウ
山寺のある日枝神社の大イチョウ。
山形市で一番太いと言われているイチョウで、樹齢1000年以上の天然記念物。
若干緑が混じるイチョウの紅葉だが、地面は見事にイチョウの葉で黄色い絨毯が楽しめます。
大イチョウの近くには松尾芭蕉の石像が…
完全に逆光のため、スマホなどで撮影している人達が真っ黒で見えない!と嘆いていました。
というわけで、逆光でも手前のものが明るく見えるように撮影。
太陽自体は石像の後ろに入れて直射日光を防ぎます。
あとは現像で…
HDRではありませんが、紅葉、青空をうまく取り込んで撮影すれば手前の石像も多少は明るく現像できます。
失敗も考えて、手前が明るいものも撮影しておきます。
山寺 立石寺の紅葉2015第2章まとめ
山形市滞在では、スパでゆったり…と思いきや!のぼせてしまいました。
滅多にこういう事は無いのですが、空きっ腹、疲労、寝不足。
サウナに入ってしばらくして…
のぼせているぞ…という自覚が出てきて、なんか吐きそう…
ポカリを飲んで、マッサージ機で休憩。
肩が異常に痛く、健康状態はほぼ最悪の状態で山形入りしたわけだ。
弾丸撮影旅行は慣れている自覚はあったが久しぶりだと本当に身体に悪い(笑)
写真撮影も普段から撮っていないと技も衰える…
今回は全部手持ちですが、手持ちだからこその画角もイマイチであった。
撮り続ける事が一番大事でしょうね。
そもそも…
朝日(日の出)を撮らなかったし、撮る気もなかった。
道の駅で薄明を迎え、日の出も車内だったが、写欲が減ってきたのだろうか?と思うくらいシャッターを押す回数が減ってきているのは確かである。
それでも…青空の下で撮影していると、やっぱり空って良いなぁ〜と紅葉と青空は本当に素敵な景色が広がります。
まだまだ、紅葉はこれから!
もう数カ所は紅葉の撮影に馳せ参じたいと思う今日この頃です。