苔の森と原生林
見渡す限り苔の大地である。
落ち葉がたまっている場所を除けば
ほとんどが苔ではないだろうか…
まるで古代の森へ迷い込んだようだ。
山道以外の場所に足を踏み入れると
柔らかな感触が足から伝わる。
(勿論侵入禁止区域には入っていない)
苔の森は日が入ったり影になったりすると
全く色が変わる…
場所によってはストロボを使ったりして撮影してみた。
車でカメラ装備をリュック型のカメラバッグへと
入れ替えて、装備を軽くして苔の森へと進んだ…
三脚も持参したが…重い。
最低限にはしてみたが、15kg程度に抑えられた。
先日は25kgだったが、今回はカメラ2台も要らない。
ただ…前回の反省点を思い浮かべて、
ストロボだけは入れておいた。
苔の森は、山に行けば見られるが、
この場所は、広大である。
倒木も苔に覆われ、土の見える所が殆ど無い。
まさに原生林…古代の雰囲気が満載である。
何をどう撮っていいやら解らない…
この日は雨雲が通過していたので、
苔にも雨の後が残っています。
ここへのアクセスの途中は土砂降りでした。
元々、苔の森を撮影するつもりだったので、
雨なら大歓迎でした。
カッパとカメラ用のレインジャケットも用意していた。
雨なら、この場所にも人が少ないだろう…
到着したら雨はやんでいた…ww
山の天気は変わりやすいので、
雨対策もして進んだが…
結局雨は降りませんでした。
このような、苔の森の道なき道を進んで行きたいが、
その事で、苔が踏まれ剥げてしまうのはもったいない。
やはり立ち入り禁止で良いのだろう。
このような苔の森で月光の写真などはどうだろう?
そんな事を思いながら、色々な場所を撮っていました。
たまに下山してくる登山家さんと遭遇しますが、
装備をきちんとされている方は、慣れているから
必ず挨拶を交わす。
にわかハイカーは、挨拶も無かったり…
小学生になった頃から、父親に連れられて
色々な山に登ったが、写真は撮っていなかった。
しかし不思議なもので、その山の景色は覚えてたりする。
同じように見えても同じ景色は無いので、
写真は面白いものである…
この苔の森は、数十年前に訪れた事のある場所だが、
何かが違う…
思っていた場所に行き着けない。
もっと良い感じの苔の森のアングルがあったはずである。
今度、もう一度行ってみるか…
まぁ、ついでになるだろうけど。
このような苔の森を見ると清々しくなります。
水辺ではないけれど、涼しさを感じますね。
夏の季節にお勧め!陰探しにいかがでしょうか?
別の日に撮影した苔の森、マクロ中心の記事は
[苔の森と原生林]です。
合わせてご覧頂ければ…
苔の森へのアクセスや詳細は
[原生林の中で古代を感じる聖地!長野県苔の森 白駒の池へのアクセスと撮影攻略]を
ご参照ください。