ホタルの撮影にて[空の風景]
ほたるの撮影に挑戦してみました。
自然の群生ホタルを見たのは始めて。
自然に生息するホタルの数は圧巻です。
関東でも最大とも言えるこの場所は、
6月から7月が蛍の見頃です。
源氏と平家の合戦か!と言わんばかりの
蛍の乱舞です。
PCの場合は画像クリックでご覧ください。
スマートフォンは横位置がお勧めです。
湧き水の里でのホタル鑑賞。
かなりの見物客で賑わいますが、
何より三脚を構えられる事ができるのが良い!
都内のほたる鑑賞は三脚はおろか、カメラもNGだったりします。
この場所は、自然がいっぱいの湧き水の里。
ホタルが自然の状態で生きられるよう、様々な配慮がなされています。
ホタルが群生する、この場所の田んぼは、農薬を使っていない。
ほたる鑑賞のために、隣接する家の窓はシャッターを下ろしたり
暗幕によって、光が漏れないようにしているそうです。
この場所の沿道は、19時から22時までは、車両通行止めになります。
そんな地元の配慮と裏腹に、訪れる見物客が夜な夜な騒いでいると
どうにも、かわいそうな気もします。
さて、そのホタルの撮影ですが、
なかなか難しいですね。
無数のホタルの飛び交う姿をキャッチするには遠過ぎたり…
かなり上空まで飛ぶ姿を写したいけど、撮ると小さかったり…
一本の木に群がり、さながらツリーのようになる光景も
写真では再現できず…
あまりにもホタルの数が多く、いろいろと目移りしてしまうのが
敗因ではありますが、
ポイントを絞って、撮影しなければ…という教訓にもなりました。
この場所には、当日2度訪れました。
夜中に訪れた時は、ピークの時より数は少ないですが
見物客が居ないため、のんびりと撮影ができました。
その頃、ようやく空が抜け始め、
天空には天の川が見え始めました。
ホタルが舞う林の上空に覗く天の川…
ホタルと天の川の両方を画角に入れられないのが…残念!
ここは群馬の某所。
この場所の詳しい案内はいたしませんが、
2012年6月26日火曜日(日時未確定)
日本テレビ「踊る!さんま御殿!!」で紹介されるはずです。
ピンポイントの紹介もされるとは思いますが、
このテレビ効果によって、見物客が増えるのが
あまり嬉しくない状態になりますね。
地元の方々の多大な努力によって、
ホタルが住み続ける環境を保っているわけですから…
ホタル見物、ホタル撮影の注意点を一応書いておこう。
ホタルが光るのは求愛の光。従って、懐中電灯で照らしたり、
フラッシュをたいたりするのは言語道断!
ホタルのプロポーズを邪魔してるだけではなく、
ホタルの未来を奪ってるのです!
現場で虫除けスプレーを使うのは、ホタルを殺しているようなもの。
ホタルを手に取るとホタルがやけどしてしまいます。
人の体温は、ホタルにとっては火事の中?
携帯やスマートフォン、カメラの液晶の光が邪魔!
照度を落とすなどして、限りなく気を使って欲しい!
民家が近くにある時は、極力静かにしましょう。
感嘆の声が上がるのもわかりますけどね。
カメラマンの出す光も
写真も撮らず、じっと鑑賞している人の邪魔にもなったりします。
液晶を見る時は、その方達の事も考えてあげましょう。
まぁ、なんにせよ一番腹立つのは、人間の出す光というわけですね。
フラッシュたかれると、撮影していても、全てが無駄になる。
地元の方もおっしゃってましたが、
フラッシュたくような人には来て欲しくないなぁ〜って!
フラッシュたいて撮れるわけないじゃないか…って(笑)
今回はピンポイントの場所を記載しませんでしたが、
調べればすぐわかる所です。
地元のブログや、サイトも紹介したかったのですが、
色々な事を考えて、掲載は控えました。
ご了承ください。
ゲンジボタル、ヘイケボタルもまだ暫くは鑑賞可能です。