田貫湖の朝焼け
静岡県にある富士山撮影ポイントのひとつ、
田貫湖の朝焼けです。
富士山の冠雪も良い具合になって、
これから美しい富士山のある景色が楽しくなります。
またやって来たのは田貫湖。
先日は雲に隠れていたので見れなかった富士山が
今回は美しい姿を見せてくれました。
PCの場合は画像クリックで拡大されます。
この日の撮影は、本当は河口湖で行う予定でした。
河口湖へ到着した頃は全く富士山は見えず。
雲の流れなどを考慮して、
田貫湖へと向かう事にする。
湖の映り雲と空をある程度均等に撮影するには、
ハーフNDが有効手段ですが、
PLフィルターも装着して撮影しています。
ちょっと飛ばし気味に撮影した物もありますが、
比較的風も少なく、湖も穏やかです。
このような日は、田貫湖への富士山の映り込みも
ハッキリ見えます。
10mmの広角レンズで撮影する場合は
ハーフNDを装着するホルダーにより
角がケラレます。
角というよりも左右の留め具の影が出ます。
実際に使用する場合は、12〜14mmにして撮影しますが、
今回は10mmのまま撮影しています。
そう…ハーフNDは手持ちでレンズの前にかざしているのです。
フィルターは多少のぶれでも構わない。
というか多少どころではない。
10〜30秒もフィルターを持って動かない訳は無い。
10mmのレンズでもハーフNDを装着できるように
現在、試行錯誤してフィルターホルダーを自作中である。
本当なら磁石を利用したいのだが、
光学精密機器に磁石はタブーだ。
至極原始的な手法で考える事にする。
田貫湖で朝焼けを撮影する時、
いつも思うのだが、
対岸の岸近くは、いつも光っている。
水平線に一本、す〜〜っと光の筋が入っているのが
結構お気に入りだったりしますが、
この部分だけ風があると言う事でしょうか?
風だけではなく水の流れもあるのでしょうが、
この部分だけは、いつも映り込みが無いため
光の筋のように見えるようです。
困った時の、本栖湖。
困った時の、田貫湖。
と言う具合に、何処で撮るか迷って行き先が無い場合に
田貫湖で朝を迎える事が多いのは確かです。
山梨県の富士五湖で富士山が見えないときに、
静岡県の田貫湖では、しっかり見えている場合があります。
全く逆の時もあります。
雲の感じを見て、明け方の時間に
どちら側の方が見えているか判断して向かうのが得策。
実際、この日は富士五湖からは富士山が雲で見えなかったそうです。
逆に、前回の投稿でアップした富士山の見えない田貫湖の投稿、
その日の山中湖からは見事な富士山が見えていたそうです。
このような日の湖畔からの富士山の撮影は、
空の具合と相談して、的確な判断が必要と言う事でしょう。
かなり難しいですが…