一碧湖の鳥居
伊豆半島 伊東にある一碧湖にやって来た。
一碧湖(いっぺきこ)は
さほど大きくない湖ですが、
伊豆の瞳とも呼ばれている。
一碧湖と言えば紅葉の時季が良いでしょうが
なぜか枯れ木の冬にやって来た。
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一碧湖は伊豆半島の中でも少ない湖のひとつ。
と…ここまで書いて、ふと思った。
伊豆半島にある湖って他にありましたっけ?
もしかしたら一碧湖は伊豆半島にある
唯一の湖?
伊豆半島には、所々に池と呼ばれるものはありますが
湖と呼ばれる場所は…
一碧湖は与謝野夫妻が多くの短歌を残している。
一碧湖湖畔には与謝野夫妻の歌碑がある。
歌碑より……
初夏の天城おろしに 雲ふかれ みだれて影す伊豆の湖 鉄幹
うぐいすが よきしののめの空に啼き 吉田の池の碧水まさる 晶子
その冬の一碧湖に、なぜ来たか?
本来なら紅葉の時季の一碧湖の方が良いだろうし、
夏もリゾート感があって良い。
冬の一碧湖にわざわざ来る必要も無いのだが…
というよりも一碧湖を撮影したのは初めてである。
何の変哲も無いただの湖である。
ただ…湖への映り込みが良かったので
カメラを取り出して撮影した。
対岸にある湖畔の鳥居を中心に
湖への映り込みを狙ってみました。
ちょっと試したい撮影方法があったので
やりたかったのだが、
三脚が必要なので、面倒でやめました。
対岸の鳥居は遠いので望遠で狙った。
本当は鳥居を左に置きたかったけど
右に置いた方が景色として良かった。
左ならイメージ通りなのに…
掲載の写真を数枚撮影し終わった頃、
残念ながら湖面にさざ波が立ち
映り込みは全く無くなりました。
機会があれば、紅葉の時季に撮りに来たい場所ですね。
さて…なぜ一碧湖に来たかというと
単純に途中で休むために立ち寄っただけである。
沿道に停めて休憩しても良かったのですが
どうせなら風景も楽しみたかった。
伊豆半島で朝から撮影しての帰り道。
普段はあまり立ち寄らない場所で休憩するのも
良いと思いました。
行き帰りのコースが決まっているので
毎回同じパターンになるのもつまらない。
なるべく休憩や立寄は別の場所にしたいものです。