今日は7月7日 七夕!天の川を!

月の日周運動の撮影

月の撮影はとても簡単ですのでお月様を撮影する方は多いと思います。

コンパクトカメラやミラーレス一眼でも撮れますので
月の撮影に挑戦される方は多いですね。

当ブログにも月の撮影方法でご来訪頂いているようです。

このブログは撮影方法のHOW TOサイトではありませんが
今回は月の日周運動の撮影について触れたいと思います。

ご注意!

月の日周運動の撮影

月の日周運動で掲載しております写真は
全て我が家のベランダから撮影した物です。

方向はほぼ同じですが、
時間帯が異なりますので、空の明るさも違います。

数十分のものもあれば、数時間の物も…

月の日周運動を撮るには、
カメラにインターバル撮影のモードがある必要があります。
インターバル撮影ができないようであれば、
手押しで、撮り続けるしかありません。

私は、以前、そんな撮り方をした憶えがありますが、
かなり根性が必要です。

月の日周運動を撮影しよう!
そう思ったら、月の出・月の入りを調べておく必要があります。

空のコンディションは、雲が無い夜を選びます。

雲が少しでもあると、撮影後にコンポジット合成した際に
あまり奇麗ではない写真に仕上がります。
私は、雲がある日は合成はしません。
ただ、インターバル撮影すると、動画にもできますので
雲がある場合は動画として使用する事ができます。

雲の動きのあるタイムラプス映像は良い感じに仕上がります。
※私は根性が無いので動画編集は、まだしておりませんが…

月の日周運動を撮影する為に
月の出もしくは、月の入りの時間を調べたら、
その日を選んで撮影しますが、
月の出より月の入りの方が撮りやすいかもしれません。

月の入りの場合は、
おそらく撮ろうと思っていなくても、
見えていれば、気まぐれで撮影できますし、
そろそろ沈む…というのも解りますね。

後は…構図です。
月をどのくらいの大きさで撮影するか?
これは、それぞれの考えと景色によっても変わりますし、自由です。

もうひとつは、撮影時間の間隔です。
インターバル撮影の間隔をどのくらいにするか?

これも人それぞれですが、
私の場合は、満月だろうが三日月だろうが、20秒の設定で撮影しています。

実際、20秒の間隔は短いので、必要の無いカットが含まれます。

なぜ、そうしているかと言うと、月の入りで、月が沈む瞬間は、
建物や、雲などにどのような形で沈むか解りませんので
撮影後に沈む瞬間の写真を選ぶ事ができます。

つまり…コンポジット合成する際、
月が沈んだカットから選んで、月が重ならない間隔で間引いていくのです。

そうする事によって、中途半端に沈んでいく
月の入りのカットが無くなるのです。

絞りやISO値の設定は月を試し撮りして変えます。
環境によって異なりますので、一概には言えませんね。

クレーターの影など、月の表情を表したいなら、
写るように設定しましょう。

私も、その日によって全く設定が異なります。地球照が写るようにしよう!
三日月がクッキリするようにしよう!
という具合です。

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掲載した写真で、一番良く撮れたなぁ〜というのは
1枚目の写真です。
月の入り時の月の色の移り変わりが表せました。
残念ながらロケーションが…(^^)
もう少し下まで入れようとしたら、
マンションの外灯でフレアが出たので、
フレアの出ない構図だとこうなった訳です。

3枚目の写真を見ると、
ところどころ、雲が入っています。
残念ですが、雲に入るとこうなります。

いかがでしょうか?
ロケーションが良ければ、月の日周運動を撮影するのも面白いです。

ちなみに最後の写真だと、いくら日周運動を撮影しても面白くないと思います。
これが、月の出・月の入りに絡んでいない月の日周運動…

月の日周運動の撮影方法
まとめると…
1)インターバル撮影ができるカメラである事
2)雲が無い日を選びましょう
3)月の出・月の入りに合わせましょう
4)ロケーションはイメージで!
5)インターバルの間隔は自分なりに調整
6)現像したら月が重ならない間隔で写真選び
7)選定したらコンポジット合成!
※コンポジット合成はWinでもMacでもフリーのアプリがあります。

以上簡単な月の日周運動の撮影の仕方でした…(^^)

景色と月を撮影方法は下記の記事をご覧ください。

地球照の撮影方法は下記の記事をご覧ください。

月食の撮影攻略については下記の記事をご覧ください。

太陽の撮影方法の記事索引

太陽の撮影方法に役立つ情報を索引化。
・朝日・夕日の撮影方法
・朝焼け・夕焼けの撮影方法
・朝焼け・夕焼けのリフレクション撮影
・サンロードの撮影方法
・だるま太陽の撮影
・初日の出の撮影地
月の撮影方法の記事索引

月の撮影方法に役立つ情報を索引化。
・中秋の名月や満月
・細い月の時に撮る地球照
・月蝕や赤い月など特殊な時に撮る月の姿
・月と建造物や風景の撮影
・月の撮影時に役立つアイテム
・月の撮影計画に役立つアプリ
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天の川の位置は毎年変わりませんが月の出現で、毎年天の川の最適な撮影日が変わります。その為、毎年天の川の撮影に最適な日時を記載しています。 目的の年月日をご確認ください。

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※3ヶ月前に更新予定です。
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Posted by pix524